きらびやかな衣装で花まつりに参加する子どもたち=3日午前、鹿沼市北半田

 鹿沼市北半田の古刹(こさつ)医王寺で3日、お釈迦(しゃか)様の生誕を祝う花まつりが行われ、伝統の稚児行列が繰り広げられた。

 稚児行列は同寺で江戸時代から始まり、中断を挟んで現在は2年ごとに行われている。雨天のため県指定文化財の金堂で実施、市内外から2~11歳の33人が参加した。男の子は烏帽子(えぼし)、女の子は冠などを着ける正装。回廊をゆっくりと2周回り、その後、国立恵俊(こくりつけいしゅん)住職から健康を祈願する「稚児加持」を受けた後、釈迦像に甘茶を注いだ。

 多くの子どもたちは保護者がカメラを向けても硬い表情。弟妹と一緒に参加した栃木市の坂本至央(さかもとしおう)君(10)は「大勢の人がいて緊張しました。無事終わって良かった」。母親の康子(やすこ)さん(37)は「これからも健康に育ってほしい」と話した。