旧吉澤邸の活用法について話し合う参加者

 【佐野】葛生地区のまちづくりを話し合う懇談会「団・談・暖」が15日、葛生東1丁目の旧吉澤邸で開かれた。地元住民や市議、市職員など計約160人が参加し、旧吉澤邸の活用方法を話し合った。むらおこし実行委員会(奥沢昇(おくざわのぼる)実行委員長)主催で、27回目。

 旧吉澤邸は旧葛生町の中心部に位置し、現在の吉澤石灰工業につながる石灰販売業を始めた吉澤兵左(よしざわひょうざ)が明治20年代ごろに建てたとされる。3階建ての木造建築で、延べ床面積は155坪ほど。地域の活性化に結び付けようと、同委員会が約3年前から有効活用を検討してきた。

 この日は中高生向けと一般向けの2部構成。午後の部では、参加者が食やイベントなどテーマごとに五つの班に分かれて活用案を議論。熱心な参加者からは、四季を感じられる庭を生かしそば店を営業する案や、日替わり懐石弁当の提供で観光客を呼び込む案など具体的な案も出された。