みそ工場跡地整備のイメージパース

 【栃木】市は5日までに、国重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定されている嘉右衛門(かうえもん)町のみそ工場跡地保存活用計画素案を作成した。既存の歴史空間を保存しつつ、重伝建の魅力の発信や、市民や観光客が集えるスペースなどを設置。防災機能も備えた同地区の拠点施設として整備する。19日までパブリックコメントを実施している。

 整備するのは同町の「ヤマサみそ」工場跡の敷地約6千平方メートル。市が2016年6月に取得した。

 保存活用計画策定に向け市は、有識者らで組織する懇談会を17年9月から4回実施。現地視察などを行い、跡地の保存や利活用について検討を重ねた。

 計画では、施設の基本機能として「まちガイド」「レクリエーション拠点」「まちづくり拠点」「防災」の四つを設定。機能ごとに敷地内をゾーニングする。

 例幣使街道沿いには、重伝建の見どころを紹介するビジターセンターやカフェなどを設置。北部はレストランなどの商業施設、南部には市民や観光客向けのフリースペースなどを置く。中央には各種イベントが開催できる中庭を整える。