数学検定で3級に合格した渡辺君

 【足利】公益財団法人「日本数学検定協会」(東京都)の実用数学技能検定で、東山小3年渡辺拓海(わたなべたくみ)君(8)が3級(中学3年生程度)に合格した。同協会によると、記録が残る過去6年間で3級の県内最年少合格者。拓海君は「算数はやっていくとどんどん難しくなるので、できたときの達成感がある」と話している。

 数検は数学領域である1~5級までを「数学検定」、算数領域の6~11級を「算数検定」と呼び、国内外から年間延べ約36万人が受検している。

 拓海君は助戸東山町で学習塾を経営する父紀之(のりゆき)さん(31)、母未希(みき)さん(33)の勧めで、7月に行われた数検を受検。毎日1時間程度、過去の問題を解くなどして力を付けたが、中学レベルに入ってからは壁にも突き当たったという。

 3級は1次の計算技能検定と2次の数理技能検定がある。指導した紀之さんは、証明など記述式の2次に向け、論理的思考力を養おうと次々と課題を出して挑戦させた。「じっくり取り組んだ方が伸びる子もいるので、能力の引き出し方はそれぞれ」という。