JFAアカデミー福島の入校を前に意気込むヴェルフェU-12の関(右)とともぞうSCの藤田

 本県の少年サッカーチーム、ヴェルフェU-12のMF関日向多(せきひなた)(12)=大田原市西原小=と、ともぞうSCのDF藤田颯斗(ふじたはやと)(12)=那須烏山市七合小=の2人がこのほど、中高生を対象にエリート選手育成を手がける日本協会の「JFAアカデミー福島」に合格した。本県出身選手としては男女通算9、10人目で、2人同時合格は2年連続2度目。4月から同アカデミーに入校する2人は「プロ入りを目指し、日本代表にも入りたい」と目を輝かせる。

 同アカデミーは2006年に開校。これまで多くのプロ選手を輩出してきた、JFA直営の育成機関だ。現在は東日本大震災の影響で、福島県内から静岡県御殿場市に拠点を一時移している。

 今回の男子の受験者は249人で合格者はわずか16人。セレクションは3回実施されたが、2人は日本協会が昨年実施したトレセン対抗戦「フューチャープログラム」の県選抜チームに選出されたことで、2次選考から参加。基礎体力テストや実戦形式の試験で実力をアピールし、約15倍の競争を勝ち抜いた。

 MFの関は142センチ、34キロ。昨秋の全日本大会県予選では、得意のドリブル突破でゴールを挙げ、連覇を達成。藤田は158センチ、41キロで、インターセプトや前線へのロングパスを武器とするDF。昨冬の新人大会は主力として4連覇に貢献した。

 2人は4月から御殿場市の富士岡中に進学し、寮生活を送る。全国各地から集まったライバルたちとの競争が始まるが、関は「たくさん努力してアピールをしたい」と気合十分。藤田も「フィジカル面をもっと強くしたい」と迷いはない。

 2人は県選抜チームで何度も一緒にプレーし、互いに認め合う仲。藤田は「2人で競争しながらやっていきたい」、関も「県の代表として良い結果を残せるように2人で頑張りたい」とさらなる成長を誓った。