斎藤市長(中央)に農林水産大臣表彰の報告をした星会長(左から5人目)ら

 【日光】市内の農業振興に貢献したとして、市農業委員会と同委員会の星一徳(ほしかずのり)会長(56)=高徳=はこのほど、2016年度の農林水産大臣表彰を受けた。県内での団体と個人の「ダブル受賞」は2年ぶりで、耕作放棄地の再生や女性農業委員の登用などが評価された。

 15年度の市内の農地面積は約5440ヘクタールで、耕作放棄地などを含む遊休農地面積は約106ヘクタールに及ぶ。全国的に農業の担い手不足や高齢化、米価の下落などが深刻化する中、5市町村合併の06年に発足した同委員会は耕作放棄地の発生防止や活用、農地利用の仲介業務などに努めている。

 08年からは南原小に隣接する個人農家所有の耕作放棄地約10アールを活用し、児童とダイコンやハクサイ、ブロッコリーなどを栽培。農具の使い方や野菜の栄養、地域農業の現状を説明するなど農地活用と食育を組み合わせた活動が高い評価を受けた。