那珂川清流鉄道保存会に譲渡されたJR烏山線の「キハ40形」

 【那須烏山】白久の那珂川清流鉄道保存会(岡一美(おかかずみ)代表)は、JR烏山線(宝積寺-烏山駅)で走行し3月に引退したディーゼル気動車「キハ40形」の車両3両をJR東日本から有償で譲り受け、敷地内で展示している。地域住民や鉄道ファンに長年親しまれてきた車両だけに、一目見ようと訪れる人は少なくないという。同会は「地元を走っていた車両を古里に戻したいとの思いで動いた。後世に残したい」としている。

 烏山線のキハ40形は1979年から運行。全8両で関東地区では唯一走行していたが、3月4日のダイヤ改正で烏山線は全て蓄電池駆動電車「アキュム」に切り替えられた。

 歴史的に価値のある鉄道車両を収集し動態保存に取り組む同会は、JR東日本に車両の譲渡を要望。白と緑色の1002番、赤色の1005番、赤とクリーム色の1007番の3両を譲り受けることになった。

 各車両は長さ約21メートル、重さ約37トン。烏山線を象徴する七福神が1体ずつ描かれている。5月20日から21日にかけ、郡山総合車両センター(福島県郡山市)から同会に陸路で移送された。

 入園料大人1千円、子ども500円。午前10時~午後4時。不定休。