ゴルフとの出会いや楽しさを語る夫の定男さん(左の写真右)と妻の三千子さん。「体を動かすことが好き」と話す山中さん(右の写真)

 18日は敬老の日。日本人の平均寿命(2016年)は女性87・14歳、男性80・98歳で、男女とも80歳を超える現代。県内で生涯現役とスポーツに打ち込み、健康維持に努めている高齢者がいる。共にゴルフを楽しむ那須町の夫婦、自己流で泳ぎを覚え県内外で表彰を受ける小山市の男性の挑戦し続ける姿を追った。

 ひとたびプールに入れば、休みなく泳ぎ続ける。小山市花垣町1丁目、山中國雄(やまなかくにお)さん(80)は健康のために運動を始めたが、今では「動かないとストレスになってしまう」と笑う。

 23歳で水泳競技を始めた。水泳のメリットは「お金がかからないこと」。当時ゴーグルやキャップなどは無く、手ぬぐいをふんどしにして泳いでいた。指導する人もいないため「自己流」で泳ぎを会得した。マスターズ大会や、ねんりんピックなど県内外の大会で表彰台に上がっている。

 爽やかなウエアに身を包み、夫婦でプレーする姿が仲むつまじさを感じさせる。那須町高久丙、藤沢定男(ふじさわさだお)さん(88)と三千子(みちこ)さん(90)はゴルフを始めて約40年。二人でプロのレッスンを含め週2回ほど練習に汗を流し、春や秋は週1回ほどラウンドを楽しむ。

 定男さんは50歳のころ、取引先に誘われゴルフクラブを初めて握り、魅力に引き込まれた。「趣味だった磯釣りに比べ安全なスポーツだし、ボールが飛んでいくのが気持ちよかった」

 翌年、三千子さんも夫に誘われ練習場に足を運んだ。練習を終えると「体が軽くなった」。悩んでいた頭痛が治り「健康に良い」とゴルフが趣味になった。