那須町で大田原高山岳部の生徒と引率教諭の8人が死亡した雪崩事故を受けて、同校が5月18、19の両日に予定していた伝統行事「85キロ強歩」の中止を決めたことが16日、関係者への取材で分かった。事故から日が浅いことや、県教委の事故検証委員会の検証作業が始まったことなどを踏まえて自粛するという。

 関係者によると、学校側は14日朝、全学年対象の合同ホームルームで「本年度は中止する」「万全の体制を整えて来年度は実施したい」などと生徒に説明した。

 85キロ強歩は1986年度に開始。一昼夜をかけて北那須地域一帯を歩く恒例の行事で、昨年まで31回行われた。PTA、同窓会、警察、地域住民など多くの人々がサポートしている。