医師の指導を受けながら、模擬手術を体験する高校生=16日午後、県立がんセンター

 県立がんセンター主催の高校生向け講座「Cancer Student Seminar」が16日、宇都宮市陽南4丁目の同病院で行われ、5高校の1、2年生24人が模擬手術などを通じてがんを学んだ。

 2人に1人が生涯でがんになるといわれる中、がん教育の普及や地域医療への貢献を目的として2年前に始められた講座で、医師志望の学生らを募り毎年開いている。

 午前は同病院医師が講義を行った。病理診断科の平林(ひらばやし)かおる医師は、病変の組織を観察し最終診断する病理医について「認知度は高くないが、治療の指針を下す重要な任務に携わっている」と役割を紹介。乳がんを例に診断の経緯を説明するなどし、がん細胞を顕微鏡で観察してもらうなどした。