【日光】市は本年度、家庭の経済状況が厳しい中学生を対象に、高校受験の勉強を支援する「学習支援事業」の対象を3年生から2年生に拡大して実施する。また学習会場が今市地域1カ所で、通える生徒が事実上、限られたことから、送迎支援などを行い、市内全域の生徒が学習できるよう環境を整える。業務委託先を決定し6月にも学習指導を始める。 

 市は2016年度、初めて「生活困窮者自立支援『学習支援事業』」を実施。対象は生活困窮世帯の3年生。地元の学習塾に業務委託し、7月下旬から今市地域の学習会場で78回開催した。

 参加した11人中、9人が継続。このうち8人が志望した県立高に合格した。宇都宮市内の県立高への進学が決まった男子生徒が「講座を利用して、一人でやるよりも効率的に学習できた」と振り返るなど、好評だったという。