雪崩犠牲者に黙とうを捧げる出席者=13日午前、県総合文化センター

 那須町湯本の国有林で大田原高の生徒と教諭の8人が死亡した雪崩事故後最初の県立学校長会議が13日、県総合文化センターで開かれ、宇田貞夫(うださだお)県教育長は「学校の危機管理マニュアルをいま一度見直し、教職員一人一人に徹底してほしい」などと呼び掛けた。一方、県教委は同日、事故でけがをして入院中だった男性教員1人が帰宅したと発表した。

 県立高などの校長ら約100人が出席し、冒頭に全員で黙とう。宇田教育長はあいさつで「危機は突然起こるのでなく、組織や制度が既に抱えている危機が表面化する」「慣れが最も怖い」などと指摘した。

 会議後、大田原高の三森謙次(みもりけんじ)校長は「山岳部の活動も含め学校教育活動全般で、安全管理を徹底したマニュアルを作る」などと話した。同校山岳部は活動を自粛しているが、入部希望者の入部は認める方向という。

 また、県高校体育連盟は13日、宇都宮市内で評議員会を開き、各専門部に危機管理マニュアル作成、講習会・研修会を行う際の届け出を改めて要請した。