県内の公立328小学校で17日、卒業式が行われ、慣れ親しんだ学びやを元気に巣立った。3月末で閉校する鹿沼市上粕尾小は、最後の卒業生は1人。佐藤沙耶(さとうさや)さん(12)が、胸を張って式に臨んだ。

 式では、5年生と3年生の在校生2人、保護者、地区関係者らが見守る中、益子純夫(ますこすみお)校長から佐藤さんに卒業証書が手渡された。

 益子校長は「最後の卒業生となりましたが、夢と希望を持って」とエール。佐藤さんは「数々の思い出ができました」と「別れのことば」を述べた。式後「思い出に残る卒業式になりました」と話した。

 同校は26日に閉校式を行って103年の歴史にピリオドを打ち、4月からは粕尾小に統合される。

 県教委によると、本年度の県内公立小学校(372校)の卒業生は約1万7500人。鹿沼市池ノ森小と日光市中宮祠小は6年生不在で卒業式は行わない。