国による直轄権限代行により日光市の国道121号の整備を目指す県は14日、県庁北別館で整備に向けた課題などを考える「第1回国道121号日光地区防災検討会」を開催した。会議では、日光市藤原から同市五十里までの藤原・川治地区約8キロを優先整備区間とし、2カ所のトンネル(計約4キロ)を新設するバイパス整備の方針を決めた。

 同路線は狭い道路にカーブが続く地形で、頻繁に落石や崩落が発生。2015年の関東・東北豪雨の際にも被災し、15日間にわたり通行止めとなるなど整備が長年の懸案となっている。

 本県と福島、山形両県を結び観光誘客にも重要な路線であることから、大規模工事により、抜本的な整備を進める必要があった。しかし県は、一部の箇所でダムの導水路があることなどから高度な技術を伴うため、国が代わりに整備事業を行う直轄権限代行での整備を国に求めている。