オープンに向け準備が進む「湯津上村民食堂」

 【大田原】市が所有し、休業中だった湯津上のレストランが「湯津上村民食堂」として生まれ変わり、28日、2年ぶりに復活する。狭原(せばはら)の農業生産法人「那須野ケ原ファーム」が運営を引き受けた。眼前に牧場の広大な緑が広がる中、地元産野菜がサラダブッフェで味わえる。隣地には温泉、宿泊、スポーツ施設がそろい、市は新たな誘客スポットとして期待する。同法人は「かつて村だった湯津上の素朴な魅力を県内外に発信したい」と準備を進めている。

 レストランは2002年、合併前の旧湯津上村が国の補助を受け「まきば」の名称で開設した。11年には東日本大震災で被災し、約7カ月間休業。市は指定管理者に委託して再開したが、利用客が伸び悩み、16年春から休業を続けていた。

 市が運営先を探す中で、牧場とレストランの運営で実績のある「那須野ケ原ファーム」が「地元の役に立てれば」と引き受けた。

 2階建てで、延べ床面積は約345平方メートル。コンセプトは「野菜を食べに、湯津上へ」。全て湯津上産野菜のブッフェ付き。