地域を限定して規制を緩和する国の構造改革特区で、那須町が27日までに「どぶろく・ワイン特区」に認定された。これまで県内では17カ所で特区認定されたが、酒造に関する認定は初めて。町は今後、製造に関心のある農家や民間事業者らに呼び掛ける方針。将来的には地域特性を生かした産地化や6次産業化、農業を中心とした交流人口の拡大を視野に入れており、町は「地域活性化の起爆剤としたい」としている。

 町農林振興課によると、どぶろく、ワインとも製造・販売には免許が必要。最低製造数量基準として年6千リットルと定められているほか、ワイン製造には10ヘクタールの農地が必要とされている。

 特区の特例措置により、どぶろくは農家自らが栽培・収穫したコメを原料に製造する場合は数量基準が撤廃され、少量での製造・販売が可能になる。またワインは町内で栽培収穫された果実を原料とする場合の最低製造数量が年2千リットルに緩和されるほか、必要な農地も3~4ヘクタールあれば取り組める。