栃木銀行(菊池康雄頭取)が31日発表した2013年3月期第1四半期(4〜6月)決算(単体)は、不良債権処理費用の大幅な減少などにより、純利益が前年同期比258・1%増の31億5100万円となった。
一般企業の売上高に当たる業務粗利益は、16・9%減の96億4100万円。本業のもうけを示す実質業務純益は37・0%減の29億9600万円。国債等債券売却益、貸出金利息の減少などが響いた。
一方、経常利益は26倍以上となる27億5600万円を確保。前期は大口取引先のランクダウンや株式の減損などが影響したが、今期は特殊要因が発生しなかった。
今年3月期比で預金(末残)は1・4%増の2兆3783億円。貸出金(末残)は0・6%減の1兆6409億円。栃銀は「住宅ローンは伸びているが、事業性資金の貸し出しが減少している」などと説明した。
不良債権比率は0・01ポイント増の2・50%。自己資本比率は0・55ポイント上昇して11・53%となった。