【那須烏山】東京電力福島第1原発事故の影響で釣り人が減る中、那珂川南部漁業協同組合(小堀恪組合長)は、那珂川のアユの安全安心を訴えるPR活動を強化している。アユの放射性物質の検査結果を盛り込んだチラシを作成し配布を始めたほか、11日にはアユのつかみ取りを初めて開催し、風評被害の払拭を図りたい考えだ。
これまでの県の放射性物質検査で、那珂川のアユは食品衛生法の基準値(1キログラム当たり放射性セシウム100ベクレル)を下回っており、今季のアユ釣りも予定通り解禁した。しかし同組合によると、釣り客は昨年の3分の1にとどまっており、要因の一つが風評被害という。
チラシは5月から7月まで行われた検査結果を記した上、「那珂川のアユは安全・安心です」「アユ釣りは那珂川へ」と呼び掛ける内容。1千部作成し、関係機関や釣具店、温泉施設などへの配布を進めている。
11日のつかみ取りは烏山大橋上流の宮原の河川敷で開催する。河原に大人用と子ども用の池を作り、計2千匹以上のアユを放して、つかんでもらう。アユ塩焼きやかき氷などの販売も行う。
定員は約150人で、参加費は大人(中学生以上)1千円、小学生500円。幼児(保護者同伴)は無料。
受け付けは午前10時〜同11時。同11時からつかみ取り開始。雨天の場合18日に延期。問い合わせは同組合電話0287・84・1501。